2022.08.18
大切な1冊
子供達が成長するにつれ、絵本を手にする機会がほとんどなくなってしまったのですが、ある日美容院の待合室でふと1冊の絵本が目に入りました。
ヨシタケシンスケさんの「あんなにあんなに」 子供達が、ヨシタケさんの本が好きというだけで、内容の想像もつかずに、ほんとに何気なく手にしたこの絵本ですが、笑って泣けて心が温かくなる、そんな大人向けの絵本でした。
内容がリアルすぎて、親のせつない気持ちをどうしてここまで分かってしまうのだろうと、初めから最後まで共感の嵐。 言葉は少ないけれど、それでも伝わる温かさのある本で、美容院にいることを忘れて泣いてしまっていました。
今、小さなお子さんを子育て中の方にも、私のようにちょっとだけ手が離れた方にも、すでにお子さんが独立された方にもあらゆる世代の方に、ぜひ読んで欲しいおすすめの本です。
普段は衝動的に本を買うことはほとんどないのですが、どうしても買わずにはいられなかった、大切な1冊となりました。
防府オフィス 内藤